予備校の授業の有効な使い方①
今回は予備校の授業の上手な使い方を紹介したいと思います。
良ければ参考にしてください。
私は予備校の授業自体は本質的には必要ではないと思っています。
ただ、予備校の授業が受験において「絶対必要」ではないというだけで、上手に活用できれば効率的な学習に繋がるとも考えております。
人生で一度の受験ですから、自分に合っているものはどんどん活用して、合格しましょう!!
社会などの暗記系科目の対策に予備校(特に大手)の授業は役立つと思います。
暗記系科目は、「理解→暗記」というサイクルが非常に重要です。
理解なき暗記はありえません。
全体的な流れを理解してから、細かい事項を肉付けし、知識を固める。
予備校の授業では、科目の情報に加えて、音や映像が頭に入ってきますので、流れが頭に残りやすいです。
人は人の話を聴く事に慣れているからです。
偏差値70の人と偏差値40の人が同じニュース番組を観ても把握できる内容は変わらないけど、同じ新聞を読んだ時には把握している内容が変わることは想像が付くかと思います。それは、字を読むことに慣れているか慣れていないかという違いです。
勉強に苦手意識を持っている人は文字を読む事に慣れていない人が大半だと思います。
したがって、その動機付けとして予備校の授業を受けることをおすすめします。
どんなに勉強に苦手意識を持っている人でも、先生の話を聞く事は苦ではないでしょうし(もちろん先生によりますが…)、流れも頭に入ってくるので、一石二鳥です。
そして、流れが頭に入ってきたその日のうちに、その範囲の知識を整理し、記憶してしまいましょう。いつもより楽に暗記できると思います。
予備校で授業を受けて楽に流れを理解→その日の内容を整理して暗記
これを繰り返すだけで、難関私大の合格水準はクリアできます。
ただ、予備校の授業では1科目の流れを一周するのに何十時間もかかってしまいます。
参考書一冊で、同じ内容を得られる事は忘れないでください。
同じ内容を「どのように得るか」の違いだけです。
とは言っても大事なのは「勉強をするか否か」ですので、
自分が勉強に取り組み易い方法を採用できれば良いと思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、本日はこれで終わりにします。
「流れの理解」⇒「暗記」の繰り返しです。頑張ってください。
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